埼玉県上尾市の結婚相談所マリッジランの代表カウンセラー斉藤です。
27年程前、エッセイストでいらっしゃるK先生の万葉講座を受講していたことがあります。
「万葉恋歌」の著書でも有名な方です。
先生の講座でとても印象に残っている一首があります。
『吾を待つと君が濡れけむ
あしひきの山のしづくにならましものを』
大津皇子
訳・・私を待つといって、あなたが濡れた、その山のしずく、そのしずくがうらやましいわ。
だって、恋しいあなたのからだに触れたんですもの。
私もしずくになりたかったのに・・・。
こどもが、国語のテスト問題で古典の作者などの事を聞いてきたので、「ふっ」と万葉集のことを思い出しました。
K先生は、90才くらいになられたのかしら?
4年程前、車を運転してラジオを聞いていると、K先生とお孫さんの心温まる手紙のやりとりを紹介していました。
ラジオの件で先生にお手紙を出しましたら、早速にご返事を下さいました。
その後、お元気でご活躍されていらっしゃるのかしら?
とてもロマンチストで、やさしいお声を思い出します。
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