「婚活は、遊びではない―楽しさだけを求めた結果…」

婚活をしているとイベントやパーティーなどに誘われることもあり、それを楽しんでいる人も少なくありません。

ただし、婚活は純粋に楽しむための時間ではありません。

イベントやパーティーに行くのはもちろん良いのですが、その目的は結婚のための出会いであるべき。

それを忘れて、ただその場が楽しい！心地が良い！と、本来の目的である「結婚」にたどり着かない…なんていうことも多いんです。

婚活パーティーの楽しさや、華やかな出会いの場に心を奪われ、婚活がただの遊びのようになってしまうのはあまり良い傾向ではありませんね。

趣味のお稽古や子供の習い事じゃないのですから、「楽しければOK」「続けていれば何かは得られるよね」ではダメなんです。

交際まで発展しないのにその場だけの出会いを楽しんでしまっては、婚活の本質である「結婚に向けた真摯な選択と行動」に至りません。

楽しむのはおおいに結構ですが、ただただ楽しいという感情しか湧いていなかったら、それは本当の意味での婚活になってるのか、一度自分を疑った方がいいかもしれません。

だって、婚活って、それまでにないくらい自分と向き合って、相手とのことを真剣に考えて、実際経験したことがなくても結婚生活を一生懸命イメージして……楽しいだけじゃなく、結構しんどいなぁと思う事もあるんです。

ただただ楽しい、というのはそこにプレッシャーや責任をあまり感じていないからでしょう。

婚活は自分と相手のその後の人生がどうなるかを大きく左右するポイントです。だからこそ真剣になるのは自然なことで、真剣になれば悩みや葛藤も出てきやすいです。

でもそれこそが幸せな結婚に向けて必要なプロセスなんですよね。

 婚活は子どもの習い事のように「楽しいから続けるもの」ではなく、人生を共に歩むパートナーを探すための「大切な選択の場」なのです。